KIMURA RIE

木村 理恵 KIMURA RIE

1993年ジャパンツアー山形大会で初優勝。1995年に1年間の世界1周クライミングツアーを行う。帰国後、1996‐1999年JFAジャパンツアー4年連続年間優勝。1997年にはアジア選手権でも優勝。
2000年、31歳からプロクライマーとして4年間ワールドカップに日本人女子として初めて本格的に参戦する。当時、協会のサポートがない時代に自費で大会を転戦。2001年には世界選手権スイス大会で日本人初となる決勝進出。翌2002年にはWCオーストリア大会で8位を獲得し、長らく予選を突破できず低迷していた日本女子選手の記録を更新し大幅にレベルを引き上げた。この時期の挑戦が、後の小林由佳、野口啓代など日本を代表する選手に引き継がれ、現在の日本人選手の活躍に繋がっている。
岩場でも2003年レットポイント8b(5.13d),オンサイト8a(5.13b)を達成し、当時の日本人女子の記録を塗り替えた。
現在は2児の母であり、ボルダリングを中心に外岩では二段を登る。
2019年よりGODHAND CLIMBING WORKSにてクライミングスクールを担当。

プロフィール
1968年 神奈川県生まれ
1986年 18歳でJECCに入会しアルパインクライミングを始める
1993年 JFAジャパンツアー(山形大会)で初優勝
1994年 日本選手権大倉カップ優勝
1995年 1年間の世界1周クライミングツアーを行う
1996‐99年 JFAジャパンツアー4年連続総合優勝(ジャパンツアー国内優勝回数13回)
1997年 アジア選手権テヘラン大会(イラン)優勝
2000‐2003年 31歳からプロクライマーとして4年間ワールドカップに本格的に参戦。
2000年 ワールドカップ年間ランキング24位
2001年 ワールドカップ年間ランキング14位
世界選手権ウィンターツール大会(スイス)9位(日本人女性初の決勝進出)
2002年 ワールドカップ年間ランキング15位
イムスト大会(オーストリア)8位(自身WC初の決勝進出)
2003年 ワールドカップ年間ランキング23位
8b(5.13d)レットポイント イタリアアルコ(日本人女性初)
8a(5.13b)オンサイト スペインロデラー(日本人女性初)
2007年 競技から引退。

 

選手成績
国際大会参加回数 38戦
国内公式大会参加回数 37戦(優勝回数15回 2位5回 3位4回)

国際大会、国内主要大会全リザルト
1993年 アジア選手権ソウル大会(韓国)6位
1995年 エクスレバン大会(フランス)45位
1996年 アジア選手権ジャカルタ大会(インドネシア)3位
1997年 アジアXゲームプーケット大会(タイ)2位
ジャパンカップ広島大会 優勝
アジア選手権テヘラン大会(イラン)優勝
1998年 サンディエゴXゲーム(USA)10位
アジア選手権台北大会(台湾)3位
招待イベント HUASHAN大会(中国)3位
1999年 アジアXゲームプーケット大会ボルダリング(タイ)2位
アジア選手権 HUASHAN大会(中国)4位
世界選手権バーミンガム大会(イギリス)18位 (世界大会初予選通過)
ベサンソン大会(フランス)32位
ジャパンカップ秦野大会 優勝
2000年 シャモニ大会(フランス) 37位
クールマイユール大会(イタリア)12位
レッコ大会(イタリア)25位
ナント大会(フランス)20位
アジア選手権クアラルンプール大会(マレーシア)5位
2001年 世界選手権ウィンターツール大会(スイス)9位(日本人女子初の決勝進出)
シャモニ大会(フランス)22位
レッコ大会(イタリア)11位
クアラルンプール大会(マレーシア)14位
クラニ大会(スロベニア)11位
2002年 イムスト大会(オーストリア)8位(決勝進出)
レッコ(イタリア大会)11位
シンガポール大会 11位
アプリカ大会(イタリア)11位
クラニ大会(スロベニア)23位
招待イベント セリッシュバリエ大会(フランス)18位
招待イベント SCHENGZHENG大会(中国)9位
2003年 イムスト大会(オーストラリア)33位
レッコ大会(イタリア)29位
シャモニ大会(フランス)19位
アジア選手権北京大会(中国)2位
招待イベント KLIMAX GOLDFINGER PUURS大会(ベルギー)予選敗退
招待イベント セリッシュバリエ大会(フランス)26位
2004年 アジア選手権YEONGAM大会(韓国)4位
第59回埼玉国民体育大会 優勝
2005年 ジャパンカップ加須大会 2位
2006年 日本選手権川崎大会 3位
2007年 アジアインドアゲームズ大会(マカオ)4位
アジアカップCHANGSHA大会(中国)3位
加須大会(日本)15位