岩手県チーム練習会

週末は昨年秋からスタートした定期講習会へ。
今回も前回に次いで岩手県のトップ選手5名の講習。

外は真っ白。
前回とは全く違う風景!


(岩手県の選手達を指導するコーチ陣!)

今回も地元の指導者の方々と一緒に講習していきます。

チーム強化を取り仕切っている畠山さんは、
まだまだ層が薄いんです、とおっしゃるが、
県チーム全体としてはトップの1軍から4軍構成という層の厚さ。

その他にも、県岳連独自での取り組みがかなりすごい。
国体施設の後利用はもちろん、3種目可能な施設誘致、指導者育成、選手育成、海外合宿、、ETC
すべてに於いて他の県より上を行っていると思われる。

特に県予算で足りない活動資金を、山岳連盟独自の事業として、各地域で講習会や選手発掘等を行い、
その収益でチーム強化を行っている。

活動資金が枯渇している県が多い中で本当に凄いです。

今回は来る前に本当に冬でも野外で登ってるのですか?
と聞いたくらいですが、

雪国の選手達はこの環境でも普通に登っています!
気温がマイナスでなければ比較的暖かく登れるとの事。

野外には唯一、1台の石油ストーブが!
手がかじかむと、温めての繰り返し。

冬の練習環境が良くない中でも必死に登るだけでも忍耐力がつきます。

1軍の隣では2軍チームがスピード練習。
保護者の方々が雪かきをしながら手伝います。

朝9時には集合。
遠くから来る選手も多く、
雪道の中、2時間以上かかる選手も。

まずは、ラダーとかを使ってアップを行なうも、
通常の倍くらい体を動かしても中々温まらない。

それでも、午前中は日が差し、比較的暖かいらしい。

体幹系のアップ終了後に、ルートで極秘トレーニングを。

午後は室内壁を使って、課題攻略や戦術的な講習。
前回の講習よりぐっと踏み込んだ内容で2日間みっちり行いました。

選手の皆も前回より確実に上達している。

練習後は選手自らが掃除をして帰るのがここのルール。
皆、素直で真面目な選手達。

まずは国体のブロック大会を勝ち抜くことがチームとしての直近での目標。

個人目標としては、それぞれのユースカテゴリーでの入賞を。

次回は春に。

大好きなベアレンのバイスビアを飲みに行ってみたが、
ちょうど樽元で切らしているとの事で飲めず。
残念。

今回は、盛岡では有名?県民ショーでも取り上げられていた末廣ラーメンへ。
ラーメンというよりは肉そばに近い。