12月8日から15日まで北京のRockHourクライミングジムへ。
ルートセットと指導者講習会を開催させていただきました。
セットメンバーは、ボルダー担当がハリーとノブ君、ルート担当が私。
到着した日に早速ジムに行ってみると
カイラス社が協賛のコンペが開催されていて参加者は150名以上!
ジムオーナーのウェイさんは、海外の有名ブランドホールドの中国ディストリビューター。
なのでホールドも日本同様に新鮮なのが大量に揃っている!
ボルダーチームは2人で80課題。
ルートは私1人で14課題のオーダー。
今回で3度目の訪問となるこのジムでのセットは初めて。
ぶら下がりでのセットでややハードながら、できるだけ見栄えと内容を重視してなんとか指定時間内に設定させてもらいました。
取りつきにはしっかりとプレートが。
10Bから12Dまで。
解放されたと同時に、順番待ちが出来るほど多くのお客さんが楽しそうに登ってくれているのを見て一安心。
週末に登りに来ていた選手からもルートについて「あーだこーだと」聞かれる。世界共通かな。
セットしてよかったなと思える。
セット中には何度も大会で一緒にセットした、中国のナショナルチームのコーチでもありセッターでもあるチャイもボルダーの試登にきてくれていた。
中国チームが男女共にオリンピック出場できたことで、
今後の中国での競技の人気の高まりやビジネスが盛り上がる等話し込んでしまう。
オーナーのウェイさんも本当にクライミングが好きで毎夜クライミングビジネス論で話が止まらない。
特にグレードの話になると結論が出ない程!
とにかくアツいハートの持ち主!
そして、週末にかけては3回目となる指導者養成の講習会を開催。
今回も内陸部の都市など中国全土からジムオーナーやローカルコーチ6名が参加。
どの地方都市でもクライミングがどんどん人気が高まり現在中国には大小合わせて400のジムがあるとの事。
来年2月末には北京に新しく大型のリードジムもできる。
益々ジム競争も過熱してくる北京。
楽しみです!
各壁満員御礼!