7月13日に上海到着後、
そのままチームの夏合宿地である浙江省寧波市のトレーニングセンターに移動しました。
上海チームの練習施設は夏場はサウナ状態になる。
こちらの方が山に近く若干涼しいからとの事。
自分達のチームにはスピード専門のチームとボルダーリードの2チーム。
(スピードチームは内モンゴル自治区でトレーニング)。
リード、ボルダーチームメンバーは11歳から19歳までの10名ほど。
スタッフには中国人のサブコーチが2名。
彼らに指示すると即座にルートを作成してくれます。
他にフィジカルトレーナーやスケジュール管理者、マネージャー等総勢10名近いスタッフで運営されています。
そして自分には滞在中ずっと通訳の張さんと言う方が付き添ってもらえることに。
今回の合宿で日本と大きく違うと感じた所は、
民間の施設ではない為自由にホールドをいじれる事。
選手のレベルに合わせて即座にホールドを足したり難しくしたり、
その場で対応できる施設が日本には余りないのでとても便利ですね。
それと、とにかく中国はフィットネストレーニングに充てる時間が凄い。
週9時間は最低でもみっちりと体の使い方とか筋トレに力を入れている。
トレーニングはたまに施設を借りている浙江省チームとの合同トレも。
模擬コンペ等を何回も繰り返し、
トライが終わると即座に課題を入れ替えたりと自由度はかなり高い。
因みに浙江所チームはロシア人のインターナショナルセッターがコーチとして招聘されていた。
この施設はレスリンやウエイトリフティングが特に強いらしく、
多くの選手が施設併合のスポーツ学校に席をおきながら毎日トレーニングをしている。
施設内には食堂、宿舎が用意されていて、
毎日7時、11時半、17時半と決まった時間に食事をとるという規則正しい生活。
彼は今年から中国ナショナルチームのコーチに就任したとの事。
(彼とは10数年来コンペ会場で時間を共に過ごした間柄)。
彼の弟が浙江省のスピードコーチをやっていて毎日朝から子供達を鍛えていたのが印象的でした。
施設から2キロ程の街。
この川で泳がされました。
そして川でとれたザリガニが夏の定番との事。
続く。