11月7日から18日までインドで開催されたアジアユース大会のセットに行ってきました。
会場は2年前にアジアK大会で訪れた同じ会場。
前回はデリーから入国しましたが、
今回はセッター全員インド東部のコルカタ駅に集合して電車で移動することに。
先ずはインド式のお出迎え。
それにしてもインドの列車は長い!
多分30両位は連結されてたと思う。
前回大会より全てにおいてセット環境は改善されていてびっくり。
それでもトラブルはつきもので、
相変わらず作業車はしょっちゅうストップするし、
VISA問題でセッターが一人来れなかったり、
最大の問題は2面ある内のメインの強傾斜壁がパネルの強度問題で使えず、
平均斜度100度程の緩傾斜のみで開催することに。
しかも右端は85度の大スラブ!
チーフはマレーシアのフランシスで旧知の仲。
もう一人はIFSC大会初デビューのシンガポール女性のシィフィー。
ユース大会はカテゴリーも多く通常大会なら3人で間に合うが、
今回は4人の予定が3人になり、
しかも皆リードのセット経験があまりないのでしわ寄せが全部自分にかかってきた感じ。
それでも大会自体は全体的に上手くいって特に決勝は大盛上がり。
異例の緩傾斜での大会となったからかは分かりませんが、
普段上位に入賞する日本人以外の、
イラン、インドネシアと言ったダークフォース的な国の選手の活躍が見られ波乱の順位に。
選手の皆さんに伝えたいことは、
ワールドカップ等ではこのような壁での開催はあり得ないが、
アジア開催の大会では何が起こるかわからない。
どんな状況やルートにも対応できる準備は必要。
1枚目は今大会のリード、ボルダー、ジャッジのIFSCアジアメンバー。
2枚目はリードチーム。
インド人はこちらが少々疲れてしまうくらい話し好きで終始笑いが絶えない現場でしたが、
彼らの助けがなければ完全に間に合わなかったと思うので感謝です。
最後にインドを体験して一言では語り尽くせませんが、
日本とは違う文化の国。
そして完全な階級社会。
この写真でイメージが伝わるかな?
1枚目、食糧配給に並ぶ人々。
2枚目、自分達が毎回夕食に訪れていたレストラン。
選手の皆さん、スタッフ、インド山岳協会の皆様お疲れさまでした!
余談ですが、タイ経由でインド入りしたのでバンコクに18時間滞在しました。
2軒のジムを見学。
今バンコクには5軒ほど大型ジムがあるらしく外国人も多く面白そうでした!
1件は以前に一度行ったことのあるURBANPLAYGROUND、倍の面積に拡張されていました!
もう一つはボルダー専門のSTONEGOAT、今風でカフェも常設していてかなり広かったです。
来春またバンコクに来る予定があるので楽しみです。