
「まだ中国に滞在してるならセットして欲しい」との依頼が山のように!
丁度アパートを引き払ったりその他残務整理で半月ほど暇なので引き受けることに。
今回の依頼は30数年来の旧知の仲のプレイマウンテンの高橋さんから。


先ずは11月20日から1週間程四川省成都へ。
今回は前半2日間が初心者リード壁のルートセット。
途中の中日にはコンペが有るとの事で、
その後に復旧としてボルダーの追加セットとリード壁にトレーニングルートを作成する計4日間のセット。
初日からの2日間はお初の愛知の魚道ジム店長の後藤君と。




先ず前半の2日はリード壁に18本のルートを設定。
高さは9mしかないので大量生産モードです。
ただ、自分は一般営業用のルートと聞いて普通に作成してたけど、
なんとキッズコンペの予選として使われてました!
中日はキッズコンペの見学(この日はボルダーコンペ)。
セット3日目からはヤンキーと。
この日はリードのコンペをしている最中にボルダーエリアに追加セット。
しかし、コンペやってる中で一般営業もしているので普通に一般のお客さんがボルダーをやりに来るのでカオス状態に!
そんな状況でヤンキーと黙々と邪魔にならないように追加セットを。
そしてセット4日目はリード壁に5本のトレーニングルートを追加して終了!


そんな中でなんだがめちゃくちゃ上手い子が!
勿論今回のキッズ大会でボルダーもリードも両方優勝。
気になったのでリード登らせてみたら13C辺りまで対応してくる。
12歳で名前はアンアン。
クライミングが強くなりたいので重慶から昨年成都に移住してきた。
将来間違いなく強くなりそう。


今回のジムは日本語が堪能なトントンのお父さんのジム。
今年施設を倍に拡張したので最近は多くの日本人セッターを投入してるとのこと。
そして毎日自分をアテンドしてくれたのはもう一人の共同オーナーのウーハンジャン。
彼は以前自分がコロナ前に北京で指導者講習会を開催した時に参加してくれた方。
こうやって時を経てまた繋がりが持てたことに人脈は大切なんだなと改めて感じました。

せっかく成都に来たので最終日は一人で有名なパンダ繁殖センターへ!
パンダは早朝に竹を食べて昼には寝てしまうと言うので8時の開園と同時に入場しました。
ただ、四川のピリ辛な料理にやられたのかイマイチ調子が良くなくて大変でした。
続く。
