1ヶ月半に及ぶ浙江省でのトレーニングを終えて、
コーチ就任以来初の大会に行ってきました!
場所は上海から3000K程の内陸に位置する貴州省、
飛行機で2時間半。
今回の大会は15歳以下(12歳-15歳)の第1回のユース大会の予選会。
決勝は11月に広州で開催され、
中国各地から260名の選手が参加し上位30名が本戦に進める。
(今回は26チームが中国各省、直轄市から参加、ただし各参加チームから最大男女2名までがしか決勝に進めない)
中国選手にはこの大会の注目度はとても高く、
同時期に韓国で世界ユース大会が開催されていたが、
ユースBの選手は日程的にワールドユースに参加することも可能だったようですが、
世界大会より国内大会を優先した選手が殆どでした!
中国では世界で勝つより国内で注目を浴びた方が素晴らしい的な、
日本の昔で言うワールドカップより国体の方が凄いみたい雰囲気がまだまだあるように感じました。
まず訪れてびっくりしたのはクライミング専用の施設が超巨大!
大会会場のクライミング施設は他の省同様に、
様々なスポーツ施設が集結する貴州省のスポーツ学校の中にある。
もちろん施設内には食堂や宿泊施設が併設されていて、
貴州省のスポーツ選手は親元を離れこの施設で生活し日々朝からトレーニングを行っている。
今回の大会はボルダー、リードのコンバイン。
その他にスピードも。
中国の国内大会に日本人コーチが来るのは勿論初でしたが、
何名か知り合いが居たり、
皆気さくに話しかけてくれ、
少しづつコミュニティーに入っていけそうな感じはつかめました。
で、上海チームの結果は30位以内に予定人数の4名を全員通過させることができました!
何よりも今回の大会参加で、
自分の見ているチームの選手レベルを把握できたことが自分にとっての収穫でした。
写真1今回リードでは1位タイの黄君(左)。
写真2CMAのティンディン(中央)と上海チームのオーナー。ティンディンとは30年来の中で今年秘書長に昇格するとか。
写真3広州出身の女の子、めちゃ強かった!
上海チームの面々。
韓国ワールドユースでスピードユースBで優勝した趙君も合流。
上海ではもう見る事が出来ない風景。
貴州省はまだまだのどかな雰囲気が残っていました!
続く。