9月21日-24日に中国湖北省武漢で行われた中国ナショナルコンペに行ってきました!
大会会場は湖北省のオリンピックセンター内に今年1月にオープンした施設。
少し狭いながらもスポーツアリーナ内にリード、ボルダー、スピードの3種目が開催可能な施設。
来年の中国代表選考と2年に1回開催される、
中国全国運動会への参加資格を得る予選会も兼ねられている。
(基本シニアの大会ですがユースの成績優秀者は参加が可能)
その為香港、マカオを含む中国全土から選手が集結。
中国の公式大会は個人戦ではあるものの個人単位では参加できない。
基本的には各地域のチームに所属して出場する。
その為コンペ会場では各省が争いあうので、
まるでワールドカップで各国が争っているイメージ。
自分が関わっているのは上海チーム。
自分にとっては昨年5月からの指導の評価が決まると言っても過言ではない。
就任した当初の上海チームのレベルはと言うと、
弱小メンバーが多く中々大会では決勝に進むことができないレベル。
そんなチームが果たしてどこまで結果を出せるのか?
他の地域の指導者からも日本人の指導者!と色眼鏡で見られてる感じで、
大会中は常に超プレッシャーが。
それでも1年半近く指導したかいあってか、
男女3名ずつの6名が参加した内、
ボルダーは誰も決勝に進めなかったものの、
リードではなんと2名ずつの4名が決勝に!
さらに3日目のコンバインドで行われた全国運動会の予選資格も3名がゲット!
(男女それぞれ上位10人以内)
取り合えずホット一安心です。
大会ではコロナ過以前に指導したことがある選手も多く参加していて、
皆今や各省を代表する選手に育っていて、
久しぶりに見る彼らの成長ぶりにもびっくりです。
そして、確実に中国のレベルが上がっているのを実感。
自分もその貢献者の一人として、
さらに中国のレベルアップを図りたいと思っています。
(写真左は昨年教えた香港のユース選手)
初めて武漢を訪れましたが人口規模は東京より多い1300万人。
アップルなどのIT系の部品工場も多く内陸の2級都市。
市内の中心には揚子江が流れていて、
少し時間があったので黄鶴楼という観光地をぶらぶらしてみました。
続く。