中国通信㉘ 紹興コンペティション

6月19日から上海に戻ってきました。

上海にも梅雨があるので最近はジメジメした日が続いています。

ただ晴れれば35度をこえる猛暑です。

そんな中7月4ー6日に紹興行われた国内コンペに行ってきました。

中国では昨年まではリード、ボルダーのコンバインドでしか大会がなかったのが、

今年からやっとリード、ボルダーそれぞれ別々に行われるように。

それでもルールは中国独自でリードは予選オンサイト2本で準決勝無し。

ボルダーも準決勝無し。

また両カテゴリーとも別日で開催されることはなく同一大会中に開催される。

なので両ルートにエントリーする選手はかなりハード。

リード男子の優勝者は自分も何度か教えたことがあるムートン。

彼はまだ15歳ながら大人に混じっての初優勝。

夏の世界ユースでどこまで戦えるか楽しみです。

自分達の上海チームは決勝には男子2名、女子1名が進出。

男子は決勝での順位を上げることができなかったが、

女子のツーシンワンは3位タイのカウントバック負けでとても残念。

彼女もまだ17歳将来に期待です。

ボルダー女子決勝の様子。

8人中20代はただ1人。

優勝者は14歳、2位15歳、3位14歳と言った若年化が。

男子はまだまだ体力差があるようで年齢的にはちょうど20歳辺りの選手が一番強い感じ。

ボルダーの採点方法はIFSCと同一。

他にスピードも同時開催。

ちょうど同一日にスピードのワールドカップが開催されていたので男女共トップ選手は不在。

今回男子で優勝したのは自分達の上海チームの16歳。

彼は4,6秒台を出したことがあり今回も決勝ラウンドは全て4秒台。

最終ラウンドも4,71秒で圧勝でした。

彼も将来どうなるのか楽しみです。

この後は浙江省寧波に移動して1か月の合宿です。

続く。