
4年に1度の中国全国大会まであと2週間程。
ラスト1か月は登り込みからコンペシュミレーションやNEWルートでのトライアルをメインに。
出場する3人の選手の為だけに巨額の予算を投じて最後の追い込みを。




今回はわざわざ日本からスペシャルゲストとしてリードにシンタ。
ボルダーに明智を招聘。
3人だけの為に特別に課題を作成し残り2週間までの最終アドバイスをもらうと言う内容。

ルートは予選を想定して2本の課題をオンサイトとその後トライアル講習。
ボルダーも予選決勝の2ラウンドの実践形式で。
二人とも素晴らしい課題をありがとうございました。




リードではオンサイトの弱さは露呈されてしまいましたが、
その後のトライアルでの底力には両名からも驚きと将来の伸びしろを感じたようで、
オンサイトが強くなったら凄い!と太鼓判が。
ボルダーに関しては課題によっては本来登り切れる力があるのに、
戦略的なミスで登れなっかった場面も多々あり、
どのように対応していくか学んだようです。
また体の弱さを筋トレに頼るのではなく、
壁の中で体の動きや使い方を意識して対応して登る大切さを指摘されてた。

実は今回ここに狙いがあって、
3年近く同じ選手やスタッフに指導していると自分の言葉が選手に響かなくなる。
私以外の別のコーチからも同じような内容を語ってもらう事で
選閉鎖的な環境の中でいかにトレーニングを効率よく行えるか?
選手スタッフが再認識して改善できる部分は良い方向に向かってもらうように仕向けるのも目的の一つ。

それにしても、毎夜毎夜食いまくりので御前様。
中国での初仕事のメイチもご満悦?だったみたい。


最終日夕方深センに向かうフライト前に市内中心部に寄り道して、
定番の世界最大のスタバと6月にできたばかりのビトンへ。
スペシャルサンクス。
シンタ&メイチ


なんと飛行機に乗り遅れたとかでドタキャンに。
たまたま上海に来ていた古き付き合いのカズマがいたので急遽1日だけ招聘。
もともと予定してた内容は日数的にもできないので、
彼の特徴を最大限生かした保持力とか真っ向勝負系のトレーニングをリクエスト。

やはりクライミングはベースが重要だということを熱く語ってもらいました。
晴れやかな飛んだり跳ねたりするラインセットで登るのは実践的ですが、
それだけではベースの保持力やいわゆるクライミング力がつかないから弱いんだよね。
中々良いレクチャーでした。
こちらもスペシャルサンクス、
カズマ。
続く。
