
上海ロックアワーで10日迄セットした後は、
上海市内で2日程講習会等行って最後は蘇州へ。
以前蘇州でジムのデザインを手伝ったランさんが市内中心部に2号店を出すことに。
そのオープンが12月21日との事で最後のジムオープン準備の現場を確認しに。


と、言うのも今回もデザインを任されていて、
夏に現場視察をして何度かデザイナーとやり取りを重ねてきました。


今回出店するジムは蘇州中心部の水郷で有名な観光地から地下鉄で1駅の好立地。
そこに大型モールやHAUEIの研究センター、企業ビルなどが新たに建設されている。
その大型モールの中にリードとボルダー併設の2号店を。
訪れてみるとモールも最後のオープンに向けての最終段階。


オーナーのランさんは子供達や初中級者を対象としたジムを目指していて、
まだまだジムが少ないこの地域でクライミングの楽しみを伝えていきたいと言う。
1号店同様中国では新規ジムをオープンするには数人の株主で資金を出し合って共同オーナーと言う形態で経営するスタイル。
日本だと将来揉めたりするのが容易に想像がつくのであまりこの出店スタイルは聞いたことはないが、
中国では当たり前で今回は6名の株主で出店するとの事。

今回はちょうど壁も出来上がりルートセットが始まるタイミング。
壁に関しては幾つかデザイナーとの連係ミスや建物の規制等で上手くデザイン通りになってない箇所もあるが、
今からは直せないので一旦はこれでオープンして将来的に直せれば。


今回は外注セッターを招聘せずに自分達のスタッフのみでセットするというので、
アドバイスをしつつ数本自分もリードエリアにラインを設定。


ボルダールームは緩傾斜中心。



今回は銀行の手続きもあり4日間蘇州に滞在。
今が旬の上海ガニは食べておきました。


それとボルダー開拓している天平山の隣の天池山にボルダー探しにも。
予想通り幾つか良さげなボルダーが転がってました!
2年半滞在した中国ですがこれで一旦終了。
まだ今後の具体的な予定は決めていませんがしばらくは日本ベースとなります。
この中国通信と題した中国情報は終了しても良いのですが、
今後も中国は単発で頻繁に行き来すると思うので、
その時の為に取り合えず中国通信は残しておこうと思います。
続く。
