京都スタジアム

6日から9日まで東商アソシエート様の依頼で、京都の亀岡市駅前に出来る京都スタジアムのクライミングウォールのセットに行ってきました。

全体のセット期間は16日まで。
まずは私と九州の徳さんが先発部隊。

大手ゼネコン現場での建築中案件の為、
残念ながらオープンまでは施設内部や作業写真はお見せできません。

なので、写真は雰囲気だけちょこっと。

駅から見たスタジアム。
現場は新設工事中の京都パープルサンガのホームスタジアム。

そのスタジアム内にリード、スピード(2面)、ボルダー(2エリア)の3種目練習可能な巨大な施設が競技場のオープンと同時に来年2月にオープン。

リードは最大傾斜124度と傾斜はそれ程きつくないものの、高さ15m、横幅約25mと関西最大。
そして、ボルダーも、幅15mの初心者壁から幅26mの競技用壁まで。
さらに4面のスピードのパート練習壁もある。

まずは、現場に行ってみるとまさに建築現場!
300名から400名の現場作業員でごった返してます。

朝8時に京都パープルサンガの応援歌で全員集合。
そして、朝礼開始。
定番のラジオ体操と安全作業手順の復唱と指さし確認。

完成検査まで2か月程とのことで、どの作業場所も急ピッチ!

クライミング壁はというと、
初日はホールドの置き場すらないような状態での作業開始。
(今回は8000個のホールド取り付け)

ただし、ここはゼネコン現場。
クライミング界の常識は通りません。
作業中も試登もクライミングハーネスは禁止。
安全靴を履いてヘルメットも工事現場専用で。

現場用の安全帯を着け、リードエリアに向かうも、足場が乱立し荷揚げするにもロープも使えない。

作業バックがやっと通れるスペースしかない足場の間を、人力でホールドやハリボテを少しずつ上げていく。

しかも、たまに現場監督が安全チェックの監視でまわって来る。登るとか言った状態ではない。

壁の全貌も見えない。

3日目からはルートエリアが足場組み替え作業の為立ち入り禁止に。ルート3本とボルダーの初心者壁のセット完了して終了。

壁建て部隊はアート森。
久しぶりに会った森山さんは、春に山で滑落したとは聞いていたが、すっかり回復して元気そう。

荷揚げのウインチの不具合やパネルの合わせに問題などが発生し、何度も作業ストップ。
ボルダーもまだ半分。
壁塗装も残ってる。
いつ終わるのか?

全貌が良く見えていないので、
ぜひまた行ってみたい。いったい足場がなくなったらどうなっているのか?
2月オープンが楽しみ!

この後は、私と入れ替わりに2陣3陣と次々とセッターが現場に入ってくるが、恐らく後半のセットは壁の完成待ちになるかも?
残り作業、皆さん事故の無いように安全第一で!

近くに宿泊施設がないので、宿は京都駅近くで。
ちょこっとだけ定番観光。